若手医師のための勉強・留学情報ブログ〜プライマリケアへの道〜

2016年卒。プライマリケア医を目指して、現在診療所で働いています。Family Medicineでの臨床米国留学を目指しています。若手医師、医学生さん向けに日々の勉強についてシェアしていきたいと思います。 なお、ここで作成した資料につきまして、間違いやご意見などございましたらご指摘頂けたら嬉しいです。記載内容を二次利用などする際は私の方では責任を負いかねますので、よろしくお願い致します。

USMLE STEP2CS対策 〜SEP編〜

USMLE STEP2 CSの最大の壁、SEPです。

帰国子女の方は読み飛ばして頂いて結構ですが、私のような海外居住経験のない日本人にとっては最も大事な項目です。

大事なことなので何度も言います。

SEP(英語力、発音)、それが問題だ

これを克服するのに重要と考えられるのは以下の項目です。

①自分なりの型を作り、毎回同じことを言う

②ネイティブと何度もFirst aidのケース練習

 

①はICE(問診、カルテ力)ともかぶるのでICEの項目で説明します。

主訴に応じた型以外の部分、導入、カウンセリング、Closureのセリフは毎回同じにします。主訴ごとの質問の仕方も基本は同じなので、医学的質問事項、医学単語以外の構造は全て同じものにします。喋れば喋るほど発音のズレが目立ちます。「短く、シンプルに」これが原則です。

 

②ただ練習するだけではダメだと思いました。

私はケース練習で発音で指摘されることはほとんどありませんでしたが、それでもスレスレなのが、今のSEP採点です。通じるのは当たり前の時代になってしまったのかもしれません・・・

①の基本の型をネイティブの方と何度も練習し、「発音を完璧に仕上げたい」ことを明確に伝え、なるべく指摘もらうようにお願いしましょう。これが地道ですが、合格への最短の近道になるはずです。

 

日常的にネイティブの方とお話できる環境にいない人がほとんどだと思います。私ももちろんそうでした。大手だとConsocio(Skype)を使っている方が多いと思います。

私が使用したオススメSkype講座もいくつかあるのですが、講義内容の秘匿性の問題もありますので、受験を決意した方でコメントあるいはメッセージを頂いた方にのみご案内いたします。

 

次回は引き続きICE,CIS編をお届けします(^ ^)