USMLE 〜概要〜
私は医学部4年生の頃から漠然と興味を持ち始めました。高校時代から英語が大好きで、大学受験も英語のみで乗り切りました(^_^;)
外資系商社で勤めたいと思いつつ、諸事情あって医学の道へ。諦めかけた海外への夢を医師として叶えたい、そんなことがきっかけで、この茨の道に足を踏み入れることとなりました。
脚を踏み入れる前に、いくつか基本的事項をおさらいしていきたいと思います。
STEP1 基礎医学、日本で言うCBT(MCQ)、病院就職時に最重要視される
STEP2 clinical knowledge 臨床医学、日本でいう国試(CBT形式、MCQ)、STEP1の次に点数が重要
STEP2 clnical skills 医療面接、日本で言うAdvanced OSCE(12症例、医療面接+カルテ)、受かればOK、でも日本人にとっては多分最難関
以上3つを取得すれば、ECFMGを取得し、米国のマッチング(病院就職試験)に申し込む権利が与えられます。
日本の医師免許とは少し違います。アメリカでは州ごとに医師免許が発行されるので、国全体の医師免許というものはありません。
2018年10月現在私はECFMGまでを取得しています。
STEP3 臨床現場の医学、日本で相当する試験はありません。合格+一定期間の病院勤務を経て、初めて医師免許を取得できます。
次回はSTEP1について記載したいと思います。